第21回 かながわ高齢者福祉研究大会

桜寿園

特別養護老人ホーム
桜寿園

施設概要

桜寿園は、平成4年2月に川崎区としては2番めの特別養護老人ホームとして、地域の大きな期待を受けて、京浜工業地帯の産業道路近くに建設されました。
事業内容は、特別養護老人ホーム74床、短期入所生活介護16床、通所介護事業1日30名定員、居宅介護支援事業、地域包括支援事業を運営しています。運営母体は、社会福祉法人セイワです。現在の入居者の内訳は、女性60名、男性14名で、男性待機者の減少もあり、女性利用者が8割となっています。平均介護度は4.0で、経管栄養(胃ろう)、バルーンカテーテル、インスリン注射、在宅酸素などの医療的行為が必要な方も受け入れています。
川崎市の中でも高齢化率の高い田島地区に位置し、経済的困難を抱えているケースや老々介護、ヤングケアラーなど多様な課題を抱える地域を支える拠点施設となっています。

施設名 桜寿園
法人名 社会福祉法人セイワ
住 所 〒210-0833 川崎市川崎区桜本2-39-4
TEL 044-287-2566
FAX 044-287-2577
メールアドレス s-oujyuen1@trust.ocn.ne.jp

特徴

利用者と地域とのつながりが薄くならないよう、入居後も積極的に地元のお祭りや行事に参加し、地元出身の利用者が住み慣れた地域の方々との交流継続を支援しています。地元住民と入居者が顔を合わせ、元気で過ごしていることを確認いただき、安心して入居生活を送っていることを理解いただき、桜寿園は安心して生活を任せられる施設なのだという認識を持っていただいています。

「ケアは気づかい」を合言葉に、利用者から振り回されることを大事なことと捉え、にぎやかに楽しく過ごしてもらえる生活づくりを支援し、看取りケアにも力を入れて、穏やかに最期まで過ごしていただける施設づくりを目指しています。